那須烏山市の暮らしぶり

角田 梨紗さんIさんご夫妻本間真二郎先生川崎くみさん

市に越してきた方 -川崎くみさん/移住者-

角田 梨紗さん

どういったきっかけで那須烏山市へ移住したのでしょうか?

「つくばみらい市に家はあるのですが、5,6年前から主人と二人で車中泊をしながら全国各地で音楽活動をしてきました。そうした生活を送りながら、もっと自然に近いところに住みたいと思い、いろいろな場所で物件探しをしていました。たまたまネットで大金台の物件を見つけて見に行ってみたら、そこは別の方に決まってしまっていたのですが、他の物件をすぐ紹介してくれて、それが今の月次の家でした。
築30年、お風呂がない物件でしたが、私たちはお風呂がなくてもOK!移住先の条件に「温泉に毎日入りたい」という希望があり、ここは烏山城温泉や大金ホテルの他、喜連川や馬頭などの温泉にもアクセスがいいのが魅力でした。
家自体もきちんと管理されていて綺麗でしたし、こじんまりとしていて木のぬくもりを感じられるのもいいですね。空き家になってからも持ち主の方の管理がしっかりとされていたようで、庭木の手入れも整っていました。以前の持ち主の友人のお子さんが管理していたとのことですが、よっぽど前の方が魅力的な方だったのだなと。そうでないと他人である友人のお子さんがなかなかそこまで出来ないですよね。
いろいろな場所でいくつも空き家を見に行きましたが、かなりの改修費用を要する物件も多く、それに比べてここは元々綺麗でしたし、価格も魅力的だったので、すぐに決めました。主人の母親が茨城にいるので、茨城にすぐ行けるところも重要でした。」

まだこちらに来て1ヶ月ですが、こちらの環境はどうですか?

朝は蜩の鳴き声から始まり、そのあと続いてだんだん鳥が鳴き初めるのが分かるくらい、自然の音がとても近くに感じられます。
自然に囲まれてはいますが、お隣さんはすぐ近いので、音楽活動をやってご迷惑ではないかと挨拶に行ったところ、お隣の方もギターが趣味の方で、主人もギターが趣味なので意気投合しました。他のご近所さんへもご挨拶に行ったのですが、どの方も皆さんとてもいい方でよかったです。
そのうちご近所の方も呼んで、庭のデッキでミニコンサートなどもやりたいと思っています。私たちは屋外でご飯を食べたりするのが好きなのですが、茨城の自宅ではそういったことができなくて、今の家は外でご飯を食べるのにもとても良い環境です。

木の笛との出会いや始めたきっかけは何ですか?

ご夫妻 2階にて木の笛とは16年前に出会いました。つらいことがいろいろと重なっていた時期で、そのときに木の笛の音色に出会い、とても癒されたんです。
これからの人生を考えたとき、昔から歌や音楽が好きだったことを思い出し、今後は音楽をやっていきたいという気持ちが蘇ってきて木の笛を始めました。
その後、路上ライブをやったり、5,6年前からは車中泊をしながら全国を回って木の笛のレッスンを各地で開いてきました。
西伊豆の棚田でコンサートを開いたり、道の駅でレッスンを開いたりもしてきましたよ。
今では全国に泊まりに行ける仲の良い友人がたくさんできました。私たちと同じように、いろいろな場所へ行くのが好きな方が多いです。自分たちがやりたいことをやるようになったら、同じ価値観を持つ人たちが周りにどんどん増えていった感じです。

これからやりたいことを教えてください。

木の笛を教えることが目的ではなく、音色を通して人と人との出会いを作り出していきたいんです。
私自身もつらいときにこの音色に癒されてきましたが、同じようにつらい経験をした方が、私たちの音楽で元気を取り戻し、人生が変わった方もいます。こういった素晴らしい出合いもしているので、音で人の心を開いていく活動をしていきたいです。
木の笛は音も出しやすく、幼稚園児からお年寄りまで幅広い年代の方が吹ける楽器です。腹式呼吸になりますし、手を使うので、木の笛を演奏することがリハビリにも繋がります。これまでも公民館に自ら行って教室を開いてきました。茨城や埼玉、千葉などでもレッスンの教室を開いています。栃木も宇都宮で教室を開いているんですよ。那須烏山市でもぜひ木の笛の公民館講座を開きたいです。
また、12曲くらいオリジナル曲があるのですが、今後CDをつくる予定です。それもこの自宅の2階で、蜩の鳴き声など自然の音も入れて作りたいと思っています。那須烏山のオリジナル曲なんかも作れたらいいなと。

川崎さんもお気に入りの「そば処宮下」さん。こちらに来てすぐに紹介されたという「市民カフェ35番館」。こちらでも早速、曲を演奏したそうです。

のどかな恋の物語だ~。さて、いよいよ移住…不安や心配はなかったですか?

笑顔の梨紗さん今後自分が何をやりたいか、その場所へ行って自分が何をしたいか、そこの目的をちゃんと持って行くことが大事だと思います。
目的がはっきりしていれば、きっと自分に合う、いい空気感の場所に出会えるのではないかと思います。

インタビュアーから一言

人生の辛い時期にたまたま川崎さんの音楽に出会い、生き生きとした生活を取り戻すきっかけになった方もいるとのことでしたが、音楽の力を垣間見る取材となりました。その方と川崎さんとの出会いは偶然のようで何か必然のような気もします。
全国を車中泊しながら回って音楽活動していたというのも、非常に興味深かったです!
同じ移住者ということで、自分も改めて3年後、5年後、10年後と今後を考えさせられました。
木の笛にもとても興味が湧きましたので、公民館で講座が開かれたら自分も行ってみたいと思います!